って、はじめから張り合おうなんて大それた気はないけどw
***
昨日、RMH温泉のそばにある城を探検に行ってきました。
大分前に一度、入口あたりの塔をウロウロ……というか迷子になって迷い込んでしまった事はあるんだけど、今回は探検する気満々「城を落としてやる!」くらいの意気込みで潜入してみたよ。





「落としてやる」どころか、一歩奥に踏み込んだ途端、私の方が陥落してしまったよ。
何この豪奢さ! 何この光! 何この影! 何この厚み! 何この重っ苦しさ!!!
——————-
※ “豪奢” “光”と書きながらそういう写真がほとんどなくて妙に地味な場所ばかりなのは私の志向&指向の賜物(?w)です。
撮った写真があまりにもたくさんありすぎて、ここに載せる写真を1/3~1/4くらいにも選別しなければならない状態だったので、丁寧に探索しないと見落としそうな秘密めいた場所をあらかた除き、さらに、心を強く動かされたポイントで絞り込んだところ、結果こうなった、と。
——————-
なんていうかね、中世あたりを舞台にした物語って好きだから、本とかで情報としては知ってるの。で、「あ、これはあの話で出てたあの部屋だ」とか「お、こういうのはあの物語にあった」とか「そうそう、城はこうなってるんだよね」とかって思う。けど、そうやって自分の “知ってる” 城のイメージと重ね合わせつつ/正しくぴったり合うものばかりなのにも関わらず、同時に、まったく知らない世界だここは、想像も出来ないほど遠い場所に入り込んでしまった、というのもひしひしと感じるの。
所詮自分が思ってた城は自分の感覚やスケールや歴史や背景でしか想像できないレベルのもので、本当にこういうものを知ってる、こういう歴史や建築物と現実に隣り合って(場合によってはその中に住んで)生きてる人達のイメージ・創造性にはどうがんばっても届くわけがない、とも思ったり。

上がったり下りたり夢中で探索してる間に見つけた椅子でひとやすみ。
ハァ……
……ん?

ちょっと、
この部屋の床……

血しぶきの染みが点々とある!?
このもやもやした柄ももしかして血が流れた跡の染みだったり?
こういう血しぶきとかも、別にホラーとか変におどろおどろしいとかそういう感じではまったくないんです。これもまた現実のひとつっていうか、「こういうもんでしょ」みたいなドライな感じっていうか。
欧州の中世とか城とかっていうもの自体、現代人で日本人の私からすると暗くて怖いようなどうにも重っ苦しい印象があるけど、その重っ苦しさの源を考えるなら血の跡というのは当然ある筈のもので……ってウーン、どうもうまく説明できないなー。そんな自分に軽くイラッとしつつw
実際的なことを云うなら、この城の設計とかテクスチャとかとんでもないレベルで自分とはかけ離れた、自分にはまったくない感覚や発想だなと思う。
完成度の高さと好みにも合ってることを兼ね備えたものでは以前書いたStraylightもそうなんだけど、Straylightの方はまだよっぽど自分に近いというか、自分の延長線上にあっていつかは手が届くかもしれない・届かせたいと思うし、自然に重なったり溶け込める部分も多いけど、
この城はもう「こういうのすごく好きだ、魅かれる」と思うこと以外何の共通点もない、みたいな。
憧れ、なのかな。
強く惹かれるのと同時に遠すぎて絶対に届かないとも感じる。でもそれで諦めて寂しくなることはなくて、ただただ驚嘆しながら、我を忘れて見入ってしまうような。



いったいどれだけの時間この城にいたのかわからないくらい居て、熱が出そうになってきたのでw探索は一旦終了。
一応、普通に外からも見えてる部屋や塔は一通り見たはず。何かまだ秘密が隠れてそうな気もするけど、それはまた日を改めて来ればいいや。
RMHのゴシック建築物もすべてこの城と同じ作者のものなのだそうで、そちらも内側はあまり探検していなかったから、近いうちに行ってみないと!
》 RMH
http://slurl.com/secondlife/RMH/238/125/22
(記事中の城はRMH2の温泉横)
Posted: 2008-03-26 19:56:49 by たね (Katlla Klees)
“太刀打できるわけがない” comments&trackbacks: 6